国土交通省の技術基準と警察庁のデータをもとに、車内スマホ設置の「本当の安全地帯」を編集部が調べました。
令和元年12月の道路交通法改正により、運転中にスマホを手に持って操作したり、画面を注視したりする行為への罰則は大幅に引き上げられました。目安として、画面を2秒以上見ていると「ながら運転」と判断されるおそれがあると言われています。
スマホを手に持っていなくても、設置位置が運転者の前方視界を妨げていると判断されれば、安全運転義務違反にあたる可能性があります。その判断基準は、感覚ではなく国が定めた数値です。
運転者の前方2mにある、高さ1m・直径0.3mの円柱(6歳児を模したもの)を、鏡等を用いず直接視認できること。
出典:国土交通省「道路運送車両の保安基準」直接前方視界の技術基準
つまり、ダッシュボードの高い位置やバックミラー付近にスマホホルダーを設置すると、この基準に抵触し、視界不良と判断されるリスクがあるということです。違反の場合、安全運転義務違反として反則金9,000円(普通車)・違反点数2点が科されます。
道路運送車両の保安基準により、フロントガラス・前方席のサイドガラス・三角窓に取り付けてよいものは、法律で厳密に定められています。
もしフロントガラスにスマホホルダーを取り付けてしまうと、車両保安基準不適合となり、車検に通らない可能性があります。取り付け方や状態によっては「不正改造」とみなされ、6ヶ月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金という、意外に重い罰則の対象になることもあります。
フロントガラスがダメなら、他の場所なら安心——そう思って調べてみると、人気の設置場所にもそれぞれ見落とされがちな弱点があることが分かりました。
視線移動が少なく人気の設置場所ですが、角度によっては画面が反射して見づらくなります。また夏場は熱がこもりやすく、スマホ本体の温度管理にも注意が必要です。
視線移動が少なく便利な反面、重量のあるスマホを挟み続けるとルーバー(羽根)に負担がかかり破損の恐れがあります。冬場は温風でスマホが熱を持ちやすい点にも注意。
視界を妨げず安定しやすい一方、手元から視線を大きく下げる必要があり、ナビ用途としては使いづらいという声が多い設置場所です。
気温の変化や経年劣化によって粘着力・吸着力が落ちやすく、「使っているうちに緩んでくる」という不安の声も少なくありません。
結論:「エアコン」でも「フロントガラス」でもない、第3の場所が安心です。
今回の基準を整理すると、安全な設置場所の条件はシンプルです。
つまり「エアコンの吹き出し口」や「フロントガラス」に頼らず、ダッシュボードやコンソールの平らな面に、低い位置で固定するのが最も安心な選択です。マグピタ™は吸盤やエアコンクリップのように設置場所が限定されないため、車種ごとに異なるこの"安全地帯"を自分で選んで固定できます。
ナビを確認したくて、つい手に取ってしまう
信号待ちのたびに、スマホの位置がズレていないか気になる
吸盤タイプを使っているが、夏になると落ちやすくなった気がする
エアコンの効きが悪くなった気がするが、原因は分からないまま
ひとつでも当てはまるなら、それは「置き場所」と「固定方式」を見直すだけで解消できることかもしれません。編集部が改めて調べたところ、多くの利用者から名前が挙がったのが、真空吸着とマグネットを組み合わせたスマホホルダー「マグピタ™」でした。
真空吸着 × N55マグネット。亜鉛合金の支柱と、市販品の中でも高強度クラスとされるN55ネオジムマグネットを組み合わせ。片方が弱まっても、もう片方が支える設計です。
180°+360°+180°の3軸調整。付け根・アーム・ベースの3か所がそれぞれ独立して動くため、前方視界を妨げない角度に細かく調整できます。
固定時に「カチッ」という感触。目でも耳でも、しっかり留まったことを確認できるので、「ちゃんと固定できているか」を何度も確認する必要がありません。
「磁石と吸盤だけで、本当に落ちないの?」
正直に言うと、そう感じるのは自然なことだと思います。吸着式のホルダーには、「使っているうちに緩んでくる」「安っぽくて不安」というイメージを持つ方も少なくありません。
「以前、同様の手動吸着タイプを使っていましたが、力いっぱい押し込む必要がありました。こちらはかなり簡単に吸着できて驚きました。固定リングを回す際にカチカチと音が鳴るのも安心感があります。」
実際に使っている人の声を集めてみると、車内はもちろん、キッチンでの調理中や、デスクでの作業中、食事の時間まで、一台で幅広く活躍していることが分かりました。
視界を妨げない位置にナビ固定
レシピを見ながら両手で調理
通知やビデオ通話をすぐ確認
食事をしながら動画を楽しむ
吸盤を真空にするのにリングを回す操作が、非常に軽い力で簡単にできるのがいいです。
車に着けて、炎天下の中放置してても落ちてきません。吸着力の強さに驚きました。ありがたいです。
以前、同様の手動吸着タイプを使っていましたが、こちらはかなり簡単に吸着できて驚きました。
| 比較項目 | マグピタ™ | 吸盤・粘着タイプ | エアコン取付タイプ |
|---|---|---|---|
| フロントガラス取り付け不要 | ◯ | ×(違反リスク) | ◯ |
| ルーバー破損リスク | なし | なし | あり |
| 経年劣化での落下リスク | 低い(磁石併用) | 高い | 低い |
| 360度角度調整 | ◯(3軸) | △ | △ |
| 設置場所の自由度 | 高い(平面ならどこでも) | △ | エアコン付近のみ |
| 車以外でも使える | ◯(キッチン・デスク等) | × | × |